はじまりました!伊勢の神宮 式年遷宮
更新日:2025.05.08

この記事の筆者紹介

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添乗員の松本です。時間があればどこかに旅行をしてます。旅行をするために仕事をしています。
生活にメリハリをつけ、日常を離れて、功徳を積み、神仏の心に触れることで自らを高め、
自分と向き合うために、全国各地に心の旅に出ています。
目標は、足腰が丈夫で元気なうちに、全国の一ノ宮を全てを巡り、2回目の四国遍路を歩いて満願したいと思ってます。
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皆さん。こんにちは。
添乗員の松本です。
「お伊勢さん検定上級」合格者の私が、伊勢の神宮について、一番詳しくご紹介させていただきます。
ついに!
第六十三回神宮式年遷宮がいよいよ始まりました!

式年遷宮は八年の歳月を掛けて執り行われ、
遷御諸祭最初の祭儀である山口祭と木本祭の日時や今後の主要な祭典も、天皇陛下のご治定を仰ぎお定めいただいております。

〝神さまのお引っ越し〟と表現されることの多い式年遷宮ですが、社殿を新たにして神さまにお遷うつりいただくだけではなく、社殿にお納めする御装束神宝(おんしょうぞくしんぽう)もすべて新たに造り変え、
八年の歳月を掛け、三十以上にも上る祭りや行事を重ねて行われる壮大で重要な大祭です。

(内宮 御敷地)
なぜそんなにも丁重に執り行われるのかといえば、
遷宮は、大御神様が常に瑞みず々みずしくお力を発揮されるようにとの祈りをこめた祭りだからであるからと言われてます。

(外宮 御敷地)

●山口祭
皇大神宮 五月二日 午前八時
豊受大神宮 五月二日 正午
式年遷宮最初のおまつり。
遷宮の御用材の伐採を始めるにあたって、御用材を刈り出す「御杣山」(みそまやま)の山口に坐す神をまつり
作業の安全を祈ります。
●木本祭
皇大神宮 五月二日 午前八時
豊受大神宮 五月二日 午後十二時
両宮御正宮の御床下の中央に奉健する、心御柱の御用材を刈り出すおまつり。
古来より秘儀とされ、両宮とも夜間に奉仕員のみで密かにとり行われます。


▼今後の式年遷宮 予定
令和七年
・御杣始祭(みそまはじめさい)
ご神体を納める「御樋代」(みひしろ)の御料材を古作法により刈り出すおまつり。
・御船代祭(みふなしろさい)
「御樋代」を納める船形の「御船代」(みふねしろ)の御料材を伐採するおまつり。
令和八年: お木曳行事
令和十年: 鎮地祭
令和十一年:宇治橋渡始祭
今後の、主な祭事は、立柱祭、上棟祭、杵築祭、御鎮祭、川原大祓、遷御、奉幣、御神楽となります。

(内宮 御敷地)
豊富な知識を有する四季の添乗員が、皆様のご参加をお待ちしております。
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