腹いせで投げられる??越後の奇祭!むこ投げ
更新日:2024.01.17
この記事の筆者紹介
- 自然の中に溶け込む神社が好きです。だから戸隠や富士山が好きです。魚が好きです。だからスシローなど回転寿司によく行きます。和風の家が好きです。だから茶室付きのアパートに住んでいます。舞台が好きです。だから劇団四季のミュージカルをよく見に行きます。頭が弱いです。だから独り言をよく言います。整理するのが苦手です。だから机の上が汚いです。薄っぺらい人間ですが、今後も前向きに頑張っていこうと思います。よろしくお願いします。
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こんにちは。寒い日が続いていますが、お元気ですか?
雪深い十日町市「松之山温泉」で行われるという「むこ投げ」。
一度見てみたいと思っていたのですが、今回訪れることができました。
毎年1月15日に開催される小正月の伝統行事で前年に結婚した初婿を薬師堂の高さ5メートル程ある境内から雪の斜面へ投げ落とします。
地域の女子を奪われていく腹いせに、婿を投げるんだとか?怖いですね(笑)
しかしそんな怖い由来と対象的に、投げられる人も投げる人も楽しそう。
※YouTubeサイトにリンクしますのでご注意ください。
空を舞い、雪の中を落ちていきました。
そして……その後、行われるのが「すみ塗り」。です。
このお祭りが行われる日は1/15で小正月。
歳神様を迎えたしめ縄などを燃やします。いわゆる「どんど焼き」ですね。
その灰と雪を混ぜ、お互いの顔に「おめでとう」と言いながら塗りあっていきます。
新郎は、雪の中に投げられたあと顔も真っ黒にされて…… でも幸せそう。
私も塗られてみました。誰だかわかりません。
降りしきる雪の中、人々の幸せを願う気持ちが温かい。
越後伝統の奇祭は予想以上に素晴らしかったです。
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