蓮と睡蓮

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写真の選択に手間取ってしまい、皆様がこれを読まれる頃にはハスの季節は過ぎていますが、7月のコロナによる自己外出自粛と梅雨のままならない日々の晴れ間に、何十年ぶりかですが近くにある春日部市内の蓮池に出かけてみました。

遠くから目指す蓮池を見てびっくり、私の中では蓮の花の色は赤というイメージでしたがここに来てみたら殆ど白い花ばかりで少し物足りない気分。

見れば入り口から奥には別の赤い花の池もありましたがやはり大勢は白でした。

 

不思議に思いちょうどそこに居合わせた大声で話している地元の長老に聞いてみると、そう昔はみんな蓮も若い頃は赤い花をいっぱい咲かせていたのですが、他の花にも色変わりする事象もある様にここの池のも長い年月を経るごとにだんだん白く変わっていってしまったと言う事でした。

■花の色変わり

花の色変わりについて千葉の大賀蓮公園に聞いてみたらそれは有りだそうです。

蓮の増殖は、花托から種子が落ちて増える方法と、蓮根による方法があり、特別に管理されていない蓮池では種子による自然交配が進むと花の色変わりが進むことは考えられ、一方蓮根による増殖は色変わりが起きないと言う事でした。

■花托と蓮の花は早朝

蓮の花の中心部に花托が有り、これが蜂の巣のように見えることから古くは「はちす」と呼ばれていたのが、蓮の名前の由来のようです。

蓮の花は早朝から午前中に開いており、正午前には閉じ始めます。

毎日だんだん開花時間が早まりつつこれを繰り返し、一つの花の寿命は4日間だそうです。

よくある話では午後に見物に訪れ、まだ開花時期には早いと判断するのは間違いだそうです。

■蓮と睡蓮の違い

蓮と睡蓮は、同じ水辺に生息しますが下記のように幾つかの違いが有り、

※水面に花が咲くのが睡蓮   

※水面より高い位置に咲くのが蓮

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